夏と水着と勇者

夏だね!

 

みんな満喫してる?

みんなはあれ?セカオワRPGみたく海を目指しちゃう感じ?

目指すのあえての海かー。

いいの?遠いよ?海。

 

自分なら山。圧倒的に山。もうそこに小屋あって本とネット環境あったら、もういい。あきらめる。山菜とキレイな清流、おいしいヤマメなんか塩焼きにしちゃう!釣りしたことねーけど。

魔王倒せとか。ない。あり得ない。無理難題この上ない。

だってね、これからの旅ね、旅じゃない。そもそも楽しくない。

だって万の単位の様子のおかしい魔物vs4人。尋常じゃない。そんな無理難題、理不尽過ぎて王様が話してる最中に打ち首覚悟で遮ったあげく手足をバタバタさせて大暴れする。そして鈴木雅之の歌みたいに「違う!違う!そうじゃな~い!」って熱唱して次の勇者にバトンタッチするレベル。

だってさ、挙げ句のに散々歩いて海に着いたら、どうするよ?絶望するよ?

どうするの?

善良な村人から船とか無理矢理貰っちゃう?

でもきっとくれない。船とか大事だし。

村人だって生活ある。魚採らない食えないからと「いやいや!さすがにね~。勇者さんね?分かる?こっち生活掛かっんの?」って村人風情に抵抗される。

こちとら、これから化け物と戦うってのに。

おまえらの為に戦うのに。やってられない。不平不満爆発してイオナズンで村を全滅させるレベル。

 

こっちとしても魔王的なの?倒せって偉い人に言われてる。

そこで海はやべー。鎧とか着てたら、まず泳げない。まあ魔法使いならギリでイケるかもね。

でも戦士は無理。100%溺れる。良いとこ20メートル。早々に溺れちゃう。完全に足手まとい。

やっぱ船とか無いと困るなー。ってなるね。もうね、こうなったら2択。作るか、取るか。もはや盗賊。でもそれは勇者一行としてのプライドが許さない。

じゃどうするか?ってなってね。会議の結果、やっちゃおうか!頑張っちゃおう!作っちゃおうってなるよね。

まさにYAMAHA的思考。

ただね~。そんなことしてたら滅びちゃう。世界。

そうなる前に女子はここで水着買っとこう!

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